スイス産CBDのウェルネス&コンディショニングブランド|swisscan®

2026/09/24 00:01

CBDオイルを口から摂ると、CBDは主に消化管から吸収され、肝臓で代謝された後、血流を通じて全身へ運ばれます。

吸収される量や血中濃度が高くなるまでの時間は、食事、製品の設計、摂取方法、体質などによって変わります。

この記事では、CBDオイルを飲んだ後に体内で起こることを、現在確認されている研究に基づいて分かりやすく解説します。

CBDオイルを飲むと、体内で何が起こる?

CBDオイルを口に含んでから体外へ排泄されるまでの流れは、大きく6段階に分けられます。

CBDは、水よりも油になじみやすい脂溶性の成分です。そのため、口から摂取したCBDのうち、実際に体内へ取り込まれる割合は、食事や製剤設計などによって変化します。

2020年に発表されたレビューでは、空腹時に経口摂取したCBDの絶対的バイオアベイラビリティは約6%と推定されています。ただし、製品の設計や摂取条件によって吸収率は変わるため、この数字はすべてのCBDオイルに共通する値ではありません。

CBDオイルの基本的な使い方や、5%・10%・20%・30%・40%の違いについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。


【CBDガイド】CBDオイルの使い方・選び方|5%・10%・20%・30%・40%の濃度比較

CBDは舌下からどのように吸収される?

CBDオイルは一般的に、舌の下に垂らし、一定時間口に含んでから飲み込みます。

口に含んでいる間はオイルの一部が口腔粘膜に触れますが、多くは唾液とともに飲み込まれ、胃・小腸を通じて吸収されます。

健康な男性8人を対象としたランダム化クロスオーバー試験では、CBDオイルを舌下に投与した場合と、カプセルに入れて飲み込んだ場合の薬物動態が比較されました。

結果は次のとおりです。


・最高血中濃度:舌下投与とカプセル摂取で有意差なし

・最高血中濃度に達する時間:いずれも平均約4時間

・6時間の血中曝露量:有意差なし


研究者は、舌下に投与したオイルの一部が、口腔粘膜から吸収される前に飲み込まれた可能性を示しています。

この研究は8人の男性を対象とした小規模試験です。今後、性別、年齢、製品設計、保持時間など、より幅広い条件での研究が期待されます。

CBDの吸収は食事で変わる?

CBDは脂溶性であるため、食事の有無や食事に含まれる脂質量によって、体内への取り込まれ方が変わる可能性があります。

2020年のレビューでは、医薬品CBDを高脂肪食と一緒に摂取した場合、空腹時と比較して血中曝露量が約4倍に増加する可能性が示されています。

CBDの吸収に関係する主な要素には、次のものがあります。


・空腹時か食後か

・食事に含まれる脂質の量

・オイル、カプセル、乳化製剤などの製剤設計

・摂取量

・消化吸収の個人差

・肝機能

・併用している医薬品


同じ製品を同じ量摂取した場合でも、食事や体調などによって吸収のされ方が変わる可能性があります。

摂取条件をそろえたい場合は、「夕食後」など、自分の生活に合ったタイミングを決め、毎回できるだけ同じ条件で取り入れる方法が考えられます。

CBDは肝臓でどのように代謝される?

消化管から吸収されたCBDは、門脈を通って肝臓へ運ばれます。

肝臓では、主に次のような薬物代謝酵素が関与すると考えられています。


・CYP2C19

・CYP3A4

・UGT1A7

・UGT1A9

・UGT2B7


代謝の過程では、7-OH-CBDや7-COOH-CBDなどの代謝物が生成されます。

CBDは、自らが代謝されるだけでなく、一部の薬物代謝酵素の働きにも関係する可能性があります。同じ酵素で処理される医薬品と併用した場合、医薬品の血中濃度に影響する可能性があります。

相互作用への配慮が必要とされる医薬品には、次のようなものがあります。


・抗てんかん薬

・抗凝固薬

・免疫抑制薬

・鎮静作用のある薬


実際の影響は、CBDの摂取量、医薬品の種類、体質などによって異なります。医薬品を使用している方は、CBDを取り入れる前に医師または薬剤師へ相談してください。

CBDはECSとどのように関わる?

ECSとは「エンドカンナビノイド・システム」の略称で、体内の情報伝達に関わる仕組みの一つです。

ECSは主に、次の3つの要素で構成されています。


1. アナンダミドや2-AGなどの内因性カンナビノイド 

2. CB1・CB2などのカンナビノイド受容体

3. 内因性カンナビノイドの生成や分解に関わる酵素


ECSの仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。


エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは?|CBDとの関係と体のバランス機能


CBDについては、カンナビノイド受容体だけでなく、複数の受容体、イオンチャネル、酵素などとの関係が研究されています。

主な研究対象には、次のような経路があります。


・CB1受容体の反応を別の部位から調節する可能性

・TRPV1・TRPV2などのイオンチャネルへの関与

・セロトニン5-HT1A系への関与

・アデノシン系への関与

・PPARγなどの核内受容体への関与

・内因性カンナビノイドの分解・再取り込み経路への影響


これらの研究には、細胞・動物研究や医薬品としての高用量研究も含まれています。一般的なCBDオイルの摂取条件における働きについても、研究が進められています。

現在の研究では、CBDはカンナビノイド受容体を直接強く刺激するというより、複数の受容体や酵素を介して、生体内のシグナル伝達に関わる可能性が示されています。

CBDを飲むと「ハイ」になる?

精製されたCBD自体は、THCのような酩酊感や多幸感を起こす成分ではありません。

THCはCB1受容体を比較的強く刺激します。一方、CBDはCB1・CB2受容体への親和性が低く、THCとは異なる仕組みで作用すると考えられています。

製品にTHCが含まれていた場合には、運転や薬物検査への影響を考慮する必要があります。そのため、製品を選ぶ際は次の情報を確認することが大切です。


・THCを含むカンナビノイド分析

・ロットごとの分析証明書

・原料の由来

・製造・品質管理体制

・日本の製品区分別THC残留限度値への適合


CBDとTHCの違いや、swisscan®が大切にしている品質管理については、以下の記事でも紹介しています。


《整える、という選択》swisscan®が目指すCBDとの付き合い方

CBDは飲んでからどのくらいで体感する?

CBDを経口摂取した後の血中濃度の推移や体感には、個人差があります。

前述の小規模試験では、舌下投与とカプセル摂取のどちらも、最高血中濃度に達するまで平均約4時間でした。

ただし、最高血中濃度に達する時間と、使用者が何らかの体感を得る時間は必ずしも一致しません。

CBDの体感を考える際は、次の点を理解しておくことが大切です。


・体感がなくても、体内に取り込まれている場合があります

・眠気と睡眠の質は、それぞれ異なる視点で評価する必要があります

・リラックス感などの感じ方には個人差があります

・食事、摂取量、製品設計、体質によって感じ方が変わります


食品として摂取するCBDの働きについては、現在もさまざまな研究が続けられています。体感だけで健康状態の変化を判断せず、ご自身の体調を確認しながら取り入れることが大切です。

CBDと睡眠に関する研究や考え方については、以下の記事もご覧ください。


CBDは睡眠に効果がある?|エンドカンナビノイドシステムから見るCBDの働きと正しい使い方


swisscan®が実施したパイロットスタディについては、以下の記事で研究概要を紹介しています。


CBDオイル摂取による睡眠の質への影響に関するパイロットスタディ

CBDを摂取するときに確認したいことは?

CBDは植物由来の成分ですが、摂取量や体調に応じて安全性にも配慮することが大切です。

米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)が公表した試験では、健康な成人に1日250~550mgのCBDを28日間投与したところ、CBD群の5.6%でALTが正常上限の3倍を超えました。

この試験では、一般的な低用量CBD製品と比べて多い摂取量が使用されています。低用量で摂取した場合の安全性については、摂取量や条件を分けて考える必要があります。

英国食品基準庁(Food Standards Agency:FSA)は、健康な成人に対し、食品から摂取するCBDを1日10mgまでとする予防的な助言を公表しています。

また、次に該当する方がCBDの摂取を検討する場合は、医療従事者へ事前に相談するよう案内しています。


・18歳未満の方

・医薬品を使用している方

・妊娠を希望している方

・妊娠中または授乳中の方


これは英国における食品安全上の予防的助言であり、日本で定められた法定摂取上限ではありません。

CBDオイルの濃度はどのように選ぶ?

CBDオイルは、濃度が高くなるほど1滴に含まれるCBD量が多くなります。

そのため、高濃度の製品では、同じCBD量を摂取する場合に必要な滴数と、同時に摂取するMCTオイルなどの量を少なくできます。

ただし、濃度の高さだけで製品の良し悪しが決まるわけではありません。初めて使用する方にとっては、1滴当たりのCBD量が少なく、細かく調整しやすい低濃度製品が取り入れやすい場合もあります。

製品を選ぶ際は、次の3点を確認しましょう。


・1本全体に含まれるCBD量

・1滴当たりのおおよそのCBD量

・自分が量を調整しやすい濃度か


初めて使用する場合は、商品ラベルに記載された使用方法を確認し、少量から体調を見ながら調整することが基本です。

日本の一般消費者向けCBD食品には、体重から一律に算出する統一的な摂取基準は設けられていません。製品ごとのCBD量と使用方法を確認して選びましょう。


【CBDガイド】CBDオイルの使い方・選び方|5%・10%・20%・30%・40%の濃度比較

swisscan® CBDオイル一覧を見る

よくある質問

CBDオイルは舌下に何秒置けばよいですか?

一般的には、一定時間口に含んでから飲み込む方法が案内されています。保持時間は製品によって異なるため、各製品のラベルに記載された使用方法に従ってください。

CBDオイルの基本的な使用方法は、以下の記事でも紹介しています。

CBDオイルの使い方・選び方を見る


CBDオイルは舌下ならすぐに体内へ取り込まれますか?

体内への取り込まれ方や血中濃度の推移には個人差があります。

健康な男性8人を対象とした試験では、舌下投与とカプセル摂取の血中濃度推移に有意差はみられず、最高血中濃度に達した時間はいずれも平均約4時間でした。


CBDは不足した体内成分を補給するものですか?

CBDは、ビタミンやミネラルのように内因性カンナビノイドそのものを補給する成分ではありません。

複数の受容体や酵素を介して、体内のシグナル伝達に関わる可能性が研究されています。

ECSとCBDの関係を詳しく見る


CBDオイルを飲むと眠くなりますか?

CBDを摂取した後の感じ方には個人差があり、眠気を感じる場合もあります。

眠気や注意力の低下を感じた場合は、自動車の運転や機械操作を控え、体調を確認してください。


CBDオイルはいつ飲むのがよいですか?

CBDオイルを取り入れる時間は、目的や生活リズムによって異なります。

食事によって吸収のされ方が変わる可能性があるため、夕食後など、毎日できるだけ同じ条件で取り入れる方法が考えられます。


CBDの標準的な摂取量はありますか?

日本の一般消費者向けCBD食品には、体重から算出する統一的な標準摂取量は設けられていません。

製品表示を確認し、少量から体調を見ながら調整してください。医薬品を使用している方は、事前に医師または薬剤師へ相談してください。

まとめ

CBDオイルを口から摂ると、CBDは主に消化管から吸収され、肝臓で代謝された後、血流を通じて全身へ運ばれます。

吸収量や血中濃度の推移は、食事、製剤設計、摂取方法、体質などによって変化します。

CBDについては、カンナビノイド受容体だけでなく、複数の受容体や酵素を介した作用が研究されています。食品として摂取した場合の働きについても、現在さまざまな研究が進められています。

CBDオイルを選ぶ際は、濃度だけでなく、次の点を確認することが大切です。

  • 1滴当たりのCBD量
  • 原料の由来
  • カンナビノイド分析
  • ロットごとの品質管理
  • 日常生活の中で量を調整しやすいか

CBDについて理解を深め、自分のライフスタイルに合った製品を選びましょう。

swisscan®について詳しく見る

swisscan® CBDオイル一覧を見る

関連記事

参考文献・公的情報

  1. Perucca E, Bialer M. Critical Aspects Affecting Cannabidiol Oral Bioavailability and Metabolic Elimination, and Related Clinical Implications. CNS Drugs. 2020;34(8):795–800. DOI: 10.1007/s40263-020-00741-5. PubMed(2026年9月23日確認)
  2. Johnson DA, et al. Cannabidiol Oil Ingested as Sublingual Drops or Within Gelatin Capsules Shows Similar Pharmacokinetic Profiles in Healthy Males. Cannabis and Cannabinoid Research. 2024;9(5):e1423–e1432. DOI: 10.1089/can.2023.0117. PubMed(2026年9月23日確認)
  3. 米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA). CDER Investigators Address the Safety of CBD in a Randomized Trial(2025年8月25日公開、2026年9月23日確認)
  4. 英国食品基準庁(Food Standards Agency:FSA). Cannabidiol(CBD)(2020年2月13日公開、2026年9月23日確認)